掏摸の目遣い

 今時の奉公人を見るに、いかう低い眼の着け所なり。スリの目遣いの様なり。大かた身のための欲得か、利発だてか、又は少し魂の落ち着きたる様なれば身構えをするばかりなり。我が身を主君に奉り、すみやかに死に切って幽霊となりて、二六時中主君の御事を嘆き、事を整へて進上申し、御国家を堅むると云ふ所に眼をつけねば、奉公人とは言はれぬなり。上下の差別あるべき様なし。されば、このあたりに、ぎしと居すわりて、神仏の勧めにても、少しは迷はぬ様、覚悟せねばならず。(葉隠聞書)

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