祝 卒業

 大学を卒業しました。

この4年間、何をしてきたのか自分でもよくわかりません。川や湖に飛び込んで、全然うまく泳げなくて、ただ闇雲にもがいていたらとりあえず岸辺にたどり着きはした、という感覚。そしてこれからもうまく泳げず、闇雲にもがいて生きていくんだろうと思います。たどり着くべき場所もわからないうえ、泳ぐこともままならないのはとても苦しいことだと思います。

一般的に考えると、大学4年間は"大人"になっていく過程の最終盤の段階だと思います。自分の場合、これまで起こったいろいろなことを振り返ってみても、まだまだ大人にはほど遠いと感じます。

まず第一に、僕は大学に進学してから全然友だちがいません。高校までの同級生がそれぞれの進学先で新たに人との繋がりを築き上げていたり、大学で出会った、知り合い以上友だち未満くらいの人が幅広い交友を持っていたりするなか、僕は自分の殻に籠もって、世界を広げられずにいました。

一人でそれなりに頑張ってみた物事もありますが、それでは、何かを覚えたり、できることが表面的に増えたりしていても、心の成長という点では全く追いつけないような気がしています。

昔から自分が考えていた"大人"像との乖離からも自分は全然大人になんてなれていないのだと感じます。

大人は自分を律することができると思っていました。決めたことはしっかりやるものだと思っていました。今の自分は全然そんなことないです。自分との約束を破ってばかりです。自分を甘やかしてばかりです。

大人は他者への思いやりを持ち、誰かのために何かができるものだと思っていました。今の自分は全然そんなことないです。思いやりは一応あるかもしれませんが、何をするにも自分のことで精一杯です。誰かのために何かをしてあげられる状況にないです。こうして考えてみると、大人になるということがどういうことなのかそもそもわかりません。自分がハードルを高く設定していただけかもしれません。それでもやっぱり人のために何かできるようにはなりたいです。

大人に近づけたかもしれない点を強いて挙げるとすれば、以前よりも感謝の念をもつようになったことです。家族や地元の友人と離れてそのありがたみを知ることができました。4年間は苦しいことも多かったですが、それでも、やはりいい経験をしたと思えます。少なくとも高校を卒業してすぐ就職していたら得られなかったであろうものを得ることはできたと思います。子どもを大学に通わせるのにはとにかく金がかかります。こんないい経験をさせてくれた両親に本当に感謝しなければならないと強く思います。特に今年度は、このコロナ禍において家計が急変し、休学や退学に至った学生も多いと報道などで耳にしました。もしかすると、進学を希望していたのに諦めた高校生もいたかもしれません。自分がこうして卒業を迎えられるのは当たり前のことではないということを自覚し、4年間で出会ったすべての人の優しさと厳しさに感謝したいです。

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