板チョコ
子どもの頃、板チョコにそのままかじりつくのに憧れていた気がする。単純にお金がなかったから、20円とか30円のお菓子をよく買っていた。少しお金を持つようになった中学生以降はとにかく常にお腹が空いていて、100円あったら手軽に腹を満たせる惣菜パンばかりを買っていた気がする。
今でもお金に余裕があるわけではないが、100円の板チョコを買うのに気苦労するほどでもない。運動もあまりしなくなって、手軽にカロリーを多く摂取できる惣菜パンを買う必要もなくなった。今こそ、板チョコにかじりつくべきときなのだ。
しかし、事態はすでに手遅れだった。甘いものを一度にたくさん口に含むと気持ち悪くなる歳になってしまい、結局割りながら1ピースずつ食べている(貧乏性が染みついているということもあるが)。
夢は夢のまま終わるものだ。
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