何が言いたい??

 私は自分は中学生みたいだなとよく思う。

人はなぜ生きるのだろうかとか、生きている意味があるのだろうかとか、10代の半ばに誰の心にも一度は浮かび、そしてまもなく振り払われる雑念を、私だけはずっと振り払うことができずにいる。そういうことを考えて、目の前の問題とは向き合えずにいる。モラトリアムをまだまだ享受したい。

そんな中、同世代の多くが世に羽ばたいていく歳となり、親しかった人間が二人、中学校の教師になったことに因果めいたものを感じずにはいられない。

朝食を食べて歯を磨いているとき。洗濯物をハンガーにかけ干しているとき。消灯して布団にもぐってスマホを弄っているとき。人がまばらなホームで電車を待っているとき。そんな、ふとした瞬間に「彼らは今どうしているのだろう」と心に浮かび、そのたびに「そうか、私はまだ中学生で彼らはもう中学生を教える教師なのだ、どうしようもなく隔たってしまった」と思う。

もう2年近く彼らには会っていないが、次に会ったときに私は正気でいられるだろうかと考えてしまう。

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