秋期限定栗きんとん事件
割とネタバレ要素強めかもしれません。
先週末、秋期限定栗きんとん事件 の上下巻を読みました。「春期限定いちごタルト事件」、「夏期限定トロピカルパフェ事件」を読んでから少し間が空いてしまいました。
小鳩くんはそれなりに楽しく高校生活を過ごしたようでよかったです。一年以上の決別を経て、小佐内さんとも自分たちは互いを必要としていると確認した様子。そしてなにより、「小市民」のスローガンももう必要ないということを確認した!ということで合ってるんですよね?
『ぼくたちが小市民を名乗るのは、本来的に自意識過剰なことだ。』
「春期限定~」や「夏期限定~」を読んで「僕もいつか小市民の星を掴みたい。」なんて思った自分に、思いがけずナイフが飛んできました。
まわりと折り合いをつけるため、孤立しないために「小市民」のスローガンを掲げていたものの、「自分たちは飛び抜けて賢いわけではないけど全然無能というわけでもない」ということを(?)わかってくれるひとがたってひとりそばにいれば充分だという結論に達した、という感じだと想います。おそらく。
古典部シリーズは日常に潜む謎を解くって感じですけど、小市民シリーズは割と犯罪らしい犯罪が起こってそれに関わる謎解きもしますね。僕だったらどんな形であれ犯罪に関わるのは御免ですけど、誘拐や放火といった犯罪の真相に近づける小鳩くんはやっぱり小市民ではないよなあと思いました。
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