ドレスよりハウス

室井滋さんのエッセイ。

室井さんが30代のころ、家を建てるときに、俳優という特殊な職業柄、どのようにローンを組めばいいのか、土地はどのように選べばいいのか、間取りは?建築士は?工務店は?などをどのように考え、どのように実行してきたかを綴ったもの。

世間知らずの自分は、建ぺい率や容積率の法規制なんか全く知らなかったので、そういった点は普通に勉強になった。

印象的だったのは、職人さんたちへの差し入れなんかはどうしたらいいだろう?と考えて知人に相談したところ、「作業しとる人達は、施主の態度見とるよ」「機械やロボットが家を建てるんやないんよ。人間よ」「施主がどんだけこの家に夢を抱いとるかっていう熱意を態度で示さんならんちゃね」と、昔のように一日三回の差し入れとはいかなくとも、できる限り顔を出して、職人さんたちとコミュニケーションをとらなければならないよ、と説かれた話。機械やロボットじゃなくて人間が建てる、ほかの職業にも言えることかもしれないけれど、家という大きな買い物ならなおさら、作業をしてくれる人との関係というのは大事にしなくちゃいけないよな、そうだよな、と思った。

家を建てようと思っているそこのあなたにオススメです。

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