甲子園の大会第一日目を観戦した
8月6日、第104回全国高等学校野球選手権大会の第一日目を見るために現地へ行った。一般客を入れての開催は2019年以来だ。私自身は2018年に観戦に行ったことがある。4年ぶり2回目の現地観戦だ。
私は9時30分すぎに現地に到着するつもりだったから開会式はほとんど見られないと思っていたのだが、雨の影響で開始が遅れたようで、国歌独唱が終わったくらいのタイミングで球場に着いた。
それから文部科学大臣の末松信介氏の祝辞があった(その前に前年度優勝校の優勝旗返還があっただろうか、この辺りは少し記憶があいまいだ)。自身の高校時代の友人が野球に励んでいたことを引き合いに、野球を通じて得たものは大人になってからも糧になるものだ、最後まで精一杯プレーしてほしい、というような内容だった。内容の良し悪しは私にはわからないが、非常に力強くハキハキと話しているのが印象的だった。私も日頃から堂々と、ハキハキと話したいと思った。
それから大会長のあいさつがあり、選手宣誓となった。神奈川県代表の横浜高校玉城主将が宣誓を行った。オーロラビジョンに彼の表情が映し出されていたが、とてもキリッとした表情で、声も落ち着いていて、決意のこもった宣誓だったと思う。
開会式が終わり、グラウンド整備、シートノックを経ていよいよ開幕試合となった。静岡代表の日大三島と栃木代表の国学院栃木のマッチアップ。最終的には10-3で国学院栃木が勝利したのだが、6回表までは接戦で見応えのある試合だった。前半はどちらかというと日大三島のほうが鋭い打球を飛ばしている印象だったが、国学院栃木は4回に3点、6回に4点と一気に畳み掛ける攻撃で日大三島を突き放した。
私は一塁側の席に居たので日大三島の応援団が近かったのだが、得点のチャンス時に流れる曲がとても迫力があって印象的だった。
また、グラウンドを挟んで反対側、国学院栃木の応援団が演奏するドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第4楽章も球場の雰囲気を変えるような曲で面白かった(https://mainichi.jp/articles/20220806/k00/00m/050/125000c)。
第2試合は大分代表の明豊対群馬代表の樹徳。こちらの試合も明豊が初回に3点をとり、序盤から差がつくと思いきや樹徳も食らいつき競った試合だった。この試合のハイライトは5回の明豊の攻撃で、犠牲フライになるかという打球だったもののセンターの好返球でランナーを制したというシーンだ。決して浅い打球ではなかったのだが、ノーバウンドでのストライク送球で、球場全体がどよめき、拍手を送った。このプレー以外でもそうなのだが、好プレーが出たときに(アルプス席の応援団はともかくとして)どよめきが起こり、思わず拍手をしてしまう、観客が一体となる感覚がとても好きだ。テレビ観戦では決して味わうことのできない経験で、こういうときに「暑い中で観戦している甲斐がある」と思うものだ。
第3試合は京都代表の京都国際対岩手代表の一関学院。時間の都合で5回までしか観戦しなかったが、一関学院の先発の小野涼介投手がアンダースローから繰り出す110キロ台の球で強力打線の京都国際を打ち取っていく様は見ていて楽しかった。これも、単純に球が速ければいいというわけではない、単純に打球を遠くに飛ばせれば良いわけではない、という野球の面白さ、様々なタイプのプレーヤーがいる奥深さだなと感じた。
再び一般客が入れるようになったとはいえ、応援団が声出しをできないのはやはり寂しいと思った。開会式も主将のみの参加、地方大会では棄権や主力を欠いたまま戦うという光景もあった。これ以上強い主張を書き連ねるつもりはないが、早くかつての状態を取り戻してほしい、取り戻さねばならない、というのが正直な気持ちだ。
~あとがき~
旅の恥はかき捨てというが、最後に私の恥を晒しておく。帰りの電車では阪神電車甲子園駅から普通電車に乗ったのだが、帰路を急ぐ気持ちから尼崎で急行に乗ろうとした。帰りは大阪駅からJRに乗る予定だったのだが、特に調べもせずに乗り込んだ電車が大阪難波方面で、西九条まで行ってしまった。急いだのが逆効果となり、却って時間をロスしてしまった。無念。
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