パラサイト 半地下の家族 を今更見た

 今更ながら「パラサイト 半地下の家族」を見た。2019年の映画で、いろいろな賞を獲っている有名な作品だ。全体としては、コメディっぽさとシリアスっぽさ、社会風刺っぽさと単純なアクション感・バイオレンス感が同居していて飽きるポイントがなく面白かった。

個人的には、寄生計画がトントン拍子で進み、寄生先のパク一家がキャンプに出かけたときに一家で酒盛りをするシーンが印象的だった。そのなかでも特に、ギウ(息子)がパク家の息女ダヘと将来結婚する夢を語るところ。

トントン拍子で事が運んで、最初にいた地点から比べると目標への道のりの90%くらいを歩いてきたつもりでも、傍から見ればスタート地点が遠すぎたせいで他の人、たとえばパク家の人たちのスタート地点よりもまだまだ遠い、というようなギウと視聴者の間の温度差が印象的だった。


ここから夢破れたことと、最後にギウが自身の立てた計画を「根本的な計画」と形容していることが対比関係になっているように思えた。

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