レビューを見て悲しくなった話
読んで面白いと思った本のAmazonでのレビューを見たらなかなか辛辣なコメントが書かれていました。自分は面白いと思っただけに、とても悲しい気持ちになりました。本に限らず映画でもこういうことを経験したことがあります。
好意的なコメントだけを書けとは言いませんが、そもそも、好き嫌い、合う合わないで済むところを、出来不出来に結びつけてかなり極端に論じているコメントが多いと思います。自分はかつて「なんだこれ。こんなのを好き好んで読む(見る)やつの感性がわからない」と思ったものでも、何年かしてから見るととても面白く感じたという経験があります。自分が楽しみ方をわかっていないという可能性も考慮に入れた上で評価するようにしたいと私は思います。
「何が言いたいのかさっぱりわからない」というようなコメントも目につきます。本でも映画でも、より多くの人が理解できるに越したことはないかもしれませんが、そこにこだわりすぎると却って全体としての質が下がりかねないということもあると私は思います。ですので「何が言いたいのかさっぱりわからない」というコメントは「自分にはこれを理解するだけの能力がありません」に置き換わり得ることを頭に入れておきたいものです。
より強い言葉としては「読む(見る)だけ時間の無駄」というコメントもあります。これはなんだかもったいないと思います。私は、たとえば小説や映画なら、物語全体としてはあまり好みではないと感じても心に残る一文、一台詞に出会えればそれだけで無駄ではなかったと感じることが多いです。新書なんかでも全体としての論理があまり理解できなくても、知識が1つ2つ増えただけでもよかったと思えます。どうせ同じだけの時間を消費するならはじめから時間を無駄にしないことを意識した読み方・見方をしたほうがずっと得だと思います。
以上
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