18きっぷその1

勢いだけで家を飛び出した。とにかく遠くへ行きたい、行かなければならない。三島由紀夫の「葉隠入門」を開いた。『獅子が疾走していくときに、獅子の足下に荒野はたちまち過ぎ去って、獅子はあるいは追っていた獲物をも通り過ぎて、荒野のかなたへ走り出してしまうかもしれない。』という一文を読んだ。そうだ、僕も獅子なのだ、どこまでもどこまでも遠くへ行くのだ。そう思った。

あるいは山月記の李徴のような。発狂して家を飛び出し、電車でどこまでも行くうちに虎…ではないだろうな、でも、何かになってしまうような。

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