18きっぷその2

鈍行列車とはいえ、窓の外の景色はあっという間に過ぎ去っていく。日本の中でさえ僕の知らない景色、知らない世界がこんなにあってそこで人々の生活が営まれているというのは何か不思議な感覚だなと思った。

ずっと外を見ているのも飽きるし疲れるし車内の人に目を移す。自分と同じくらいの年代でJR時刻表を持ってる人はさすがに18きっぱーだろうなと思った。この時勢、若い人にとって冊子の時刻表が活躍するのは18きっぷ旅くらいでしょ。

気づけば車内はやや混んでいる。近くに年配の方もいる。僕は殊勝な若者だし、それに長いこと座ってると尻が痛くなってくるから無言で席を離れることとしよう。
僕の目の前に立っていた年配の女性はお座りにならず、30代中盤くらいのババアが座りやがった。
これが世の常。

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