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10月, 2022の投稿を表示しています

エクセルのグラフ挿入とかいう難関

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 エクセルのグラフ挿入機能に苦労したためまとめる。 事の発端は、研究のデータをまとめて、垂直プロット図を書こうとしたこと。以前はRやPythonでプロットをしていたが、先日PCを買い替えたことで同じように作図するには環境を再構築する必要があった。 また、先日内定先からOfficeスキル学習に関する資料が送られてきて、PowerPointやWordはともかくとして、Excelに関してはもっと学習する必要があると感じた。そういうわけで卒業までExcelでの作図で研究を乗り切ろうと考えた。 私が欲していた図は、属性を横軸、数値を縦軸にとってプロットした図だ。たとえば、ある中学校のクラス(1組、2組、3組)を横軸にとり、縦軸をテストの点数として、各クラスに属する生徒の点数をドットでプロットした図だ。Excelでは「散布図」というグラフ形式があるが、これは横軸縦軸の相関関係を示すような図を作ることに重点を置いているようだ(例:横軸に理科のテストの点数、縦軸に数学のテストの点数をとり、その相関関係を示す)。 そのため(?)、下の画像で示すように横軸には文字列をとることができない。 今回は1組、2組、3組、としたためあまり問題がないように思えるが、たとえば横軸にクラスではなく市内の学校名を置いていくということはできず、後からPowerPointでテキストボックスを重ねるなどする必要がある。 一方、「折れ線グラフ」では横軸に数値ではなく文字列もとることができる。 ただし、今回のケースではA列の数字はたとえば出席番号のようなものであり、1組の1番、2組の1番、3組の1番の間に関連性はないため点と点を結ぶ線が邪魔(ミスリードを誘発しかねない)である。逆に言えば、時系列的を示すわけでなくても、関連のあるデータ同士であれば折れ線グラフで描画する意義はある。たとえば、父親とその子の身長には関連があると思われるため、折れ線グラフで下のような図を示しても不自然ではない。 クラス別に生徒のテストの点をプロットするのに散布図、折れ線グラフは適当ではない。エクセルでそのようなデータを図示するとすれば、箱ひげ図が比較的自然なように感じる。ただ、今までの画像で示したような、クロス形式の表から箱ひげ図を作ると横軸に意味のない1という値がとられる。 一方で、クロス表ではなくスタック形式の表であれば、そ...

ベストを尽くそう

 ぼーっとしているときに、なんとなく昔のことを思い出すというか、過去の一場面が脳裏に浮かぶことがある。先日の三連休(土日+スポーツの日)なんかは、日曜と月曜はくしゃみが出て鼻水が出て目が腫れぼったくて完全に風邪といったような体調で、日がな寝て過ごしていた。 そんな日に浮かんだのは小学校3年生のころの記憶だった。季節は7月くらいだったと記憶している。体育の時間の最後に余った時間で50メートル走のタイム測定をしていた。たしか、4月5月に体力テストがあって、そのころのタイムから成長しているかな??という趣旨だった。これから走るというクラスメイトはスタート地点付近で待機していて、走り終えた児童はゴール地点の横で座って待っていた。 出席番号順で走っていって、私の番になった。確か8秒台後半から9秒ちょうどくらいだった。そして走り終えた組の列に加わる。先に終えたクラスメイトのなかで、運動好きでなおかつ負けず嫌いな性格の何人かは「なんか本気出せなかったな」とか「ちょっと足が痛かったかな」などと言っていた。私もそこに加わって何か似たようなことを言っていた。今でいうところの「イキり」的な言い訳である。こうして振り返ってみると恥ずかしいが、誰にでもそういう時期がある。特にスポーツをやっている男子児童なんてみんなそんな感じのころがあるものだろう。 私よりも番号が後のクラスメイトも走り終え、授業もちょうど終わるくらいの時間になった。最後は先生による講評だ。まず、男女それぞれで一番タイムが早かった者が発表された。男子で一番早かったという中野は得意気な顔……というわけでもなかった気がする。私は心の中で「チッ」と思った。(中学以降伸び悩んだが)小学生のころの私は足の速さにはそれなりの自負があったので中野に負けたのが悔しかったし、だからこそ先に述べた「イキり」があったわけだ。 先生は一番早かった者を発表してから数秒、児童の「マジかよ~」「クッソ~」みたいなリアクションを観察した。それが少し落ち着いてから若干厳しめな顔になって、私たち児童に苦言を呈した。 要約すると、「タイム測りながらお前らの話に聞き耳を立てていると、なにやら『本気じゃない』だのなんだの言っているやつがいたがそんなことを言うくらいなら最初から本気で走れ」というような話だった。「本気を出せるか出せないかも実力のうちだぞ」くらいの...

寺島成輝がここで終わるわけがない

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 10月も半ばを過ぎた。朝のホットコーヒーや、インスタント味噌汁が美味しいこの頃だ。プロ野球もクライマックスシリーズを終了し、ドラフト会議が20日に行われ、それから日本シリーズが開催される。 ドラフト会議では今年もまた100人ほど、新たなプロ野球選手が誕生するだろう。しかし、チームに加入する選手がいれば、それはつまり退団選手も出てくるということを意味する。 今月4日には、今季のセ・リーグを制したヤクルトスワローズから3選手が戦力外通告を受けたことが明らかになった。その中には、2016年のドラフト会議で1位指名された寺島成輝選手も含まれていた。 寺島は履正社高校3年生だった2016年の夏、激戦区の大阪大会を制して、第98回全国高等学校野球選手権大会に出場し、3回戦進出を果たしている。3回戦では先発登板を回避し、寺島がリリーフする前に先行されてしまったこともあり、常総学院に敗れてしまったが、あの夏の寺島の投球は支配的だった。 甲子園大会の後のU-18アジア選手権大会では最多勝、最優秀防御率、ベストナインに輝いており、当時横浜高校の藤平尚真(楽天)、花咲徳栄の高橋昂也(広島)、作新学院の今井達也(西武)と並んで高校BIG4と称された。 彼らと同じ学年で、当時高校3年生だった私は、甲子園での投球を見ながら寺島がこの世代のトップランナーとなるのだと思っていた。先述のとおり、寺島は即戦力の期待を受けてヤクルトに1位指名されたが、怪我もあってかなかなか一軍で活躍することは叶わなかった。 4年目の2020年には一軍でリリーフとして30試合に登板したものの、2021年は1試合、2022年は登板がなく、二軍でも5回13失点の大炎上で話題になるなどふるわず、戦力外通告となってしまった。 この世代は高卒であればプロ入りから6年、大卒であれば2年を経て明暗が分かれてしまった。先述の高校BIG4でも一軍で一定以上の成績を残しているのは今井だけだ。そして、高校時代はあまり知名度がなかったドラフト4位指名の山本由伸(オリックス)が史上初めて2年連続の投手5冠を達成するなど、プロ野球の歴史のなかでも有数の「最強投手」となった。そのほかでは堀(日本ハム)、木澤(ヤクルト)、入江(DeNA)、平内(巨人)、浜地(阪神)、水上(西武)、野手では牧(DeNA)、佐藤(阪神)、坂倉(広島)が一定以上の...

ガードハローに花束を

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  先日、びっくりするニュースが飛び込んできた。 花王の歯磨きペースト、ガードハローが10月31日をもって生産終了になるというのだ。 ガードハローといえばまず安いというイメージが先行する。事実、スーパーの歯磨きペーストを売っているコーナーを見渡してみると、大抵の場合ガードハローが一番安い。88円とか98円とかだ。ガードハローに太刀打ちできるのはホワイトアンドホワイト(ライオン)くらいだろう。 そういうわけで私は随分とガードハローに助けられた。高校を卒業して実家を出て、お金がなくて歯磨きペーストは長い間ガードハローを買っていた。ときどきホワイトアンドホワイトに浮気したこともあったものの、5年ほどの間ずっとガードハローを使ってきた。 ここ数ヶ月の間で少しだけリッチな気分(あくまで気分だけ)になってガードハローやホワイトアンドホワイトから脱却して、一時期はアパガードとかいうガードハローの対極にあるようなものを使ったりもした。ガードハロー生産終了のニュースを聞いたときもオーラツーという割りと高めの製品を使っていたわけで、ガードハローに助けられていた日々のことを忘れかけてもいたかもしれない。 もうガードハローを買うこともないだろうと思っていたが、生産終了と聞くと突然悲しくなってきて、そのニュースを聞いてすぐにガードハローを買った。全然金がなかった(今でも少しマシという程度で貧しいが)あの頃の記憶が少し鮮明になった。ハングリー精神のようなものを思い出した。半年後には社会人になって少しは余裕も出てくると思うが、こういう気持ちを忘れないようにしたいと思った。 もうしばらくすると、歯磨きペーストの売り場でこの青・赤・白のパッケージを目にすることもなくなると思うと少し……いや、かなり寂しいかもしれない。1970年に販売開始ということで半世紀以上の歴史をもつが、間もなくその歴史に幕を下ろすことになる。今までありがとうガードハロー。私にとってある種ハングリー精神のアイコンです。

Lenovo Ideapad flex 550 を買った

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  今年の7月ごろからだった。私は非常にイライラしていた。使っていたノートパソコン(Surface pro 6)がフリーズしたり、クラッシュしたりが頻発するようになったからだ。こういうとき、タスクマネージャーを確認すると(カメラを使っていないにも関わらず、)「サービスホスト:Windowsカメラフレームサーバー」がやたらとメモリを食っているのが典型的なパターンだった。本体RAMが8GBなのにこのプロセスが2GB近くを食っていたからそれはそれはもう迷惑なことだった。さらに、ストレージ128GBモデルということもあり容量も足りなくなっていた。 設定から画面解像度を下げることでフリーズの頻度は減った。それでもサービスホスト:Windowsカメラフレームサーバーがやたらメモリを食うのは変わらなかった。ブラウザも複数タブ開いているとやはりクラッシュしてしまうことが多かった。パソコンを買い替えてやると決意した。 買い替えるにあたっての条件は、第10世代intel corei5相当以上+RAM8GB以上くらいを考えていた。そして可能な限り安く買いたかった。ちょうどLenovoがセールをやっていた。corei5相当メモリ8GBのIdeapad slim 170が必要十分でありながら5.6万円というちょうどいい価格だった。本当にこれでいいのだろうかと考えているうちに一通のメールが送信されてきた。マイナポイントが付与されたらしい。昨年付与されたものを合わせると2万円以上の楽天ポイントを持つこととなった。これはもうIdeapad slim 170でとどまらずにもっと余裕のあるスペックのものを買おうと思った。 そこで目をつけたのがIdeapad flex 550だった。Ryzen7 5700U、メモリ16GB、ストレージ512GBで8.5万。Officeソフトがつかないことを差し引いても異常なコストパフォーマンスではないだろうか。ちなみに大学でMicrosoft365の包括契約があるので、在学中は最新のOfficeをインストールして利用することが可能である。 flexという名のとおり、ヒンジ可動域が360°でタブレットっぽく使うこともでき、スタイラスペンも付属する。自分としてはこのような機構が必要ではなかったが、コスパを突き詰めた結果がたまたまこうだった。 <感想等等>...

アンチ個性

 先日、内定式があった。 オフィスがあるビル内の、貸会議室へと我々内定者は詰め込まれた。 日頃個性だとか自分らしさだとかそういう概念に反発しているくせに、こうして黒リクルートスーツという画一的な服装の人間が一箇所に詰め込まれると確かに「歯車になるんだなあ」というか、ちょっとした圧を感じた。 式典が始まる前に、ちょっとしたリハーサルのようなものがあって、起立着席礼の動きを合わせるような練習をした。自分のなかの多動成分が暴れだしそうでなかなかにヒヤヒヤした。入社時のビジネスマナー研修みたいなやつに適応できるだろうかと、かなりの不安を覚えた。それはそうと、就職活動でいろいろな企業の新入社員受け入れ体制、研修制度を見聞きした限りでは、コロナ禍のおかげで外部委託の合宿式の新入社員研修というのは軒並み廃れているという印象を受けた。そういう意味では自分も比較的恵まれた時代にいるのかもしれない。 偉い人の話を聞きながら、「まあ、誰にでもできる仕事だよな」とか「別に俺じゃなくてもいいよな」とかそういう感情が心に湧き上がった。「自分にしかできないことをしたい」とか「オリジナリティのある人間になりたい」みたいな青臭い感情があることを恥じた。"アンチ個性""アンチ多様性"を標榜しているのに恥ずかしいものだ。しかしよくよく考えてみれば、医者とか弁護士だとか高度な技能や学識を必要とする職業でもオリジナリティのようなものを発揮するような場面は限られるだろうし、そのような人たちでさえも、言ってしまえば大抵の場合「替えがきく」のだ。この国に優秀な人たちがたくさんいてよかった。 視点を変えて考えてみれば、「その職業を選び」「その会社に所属し」「その業務にアサインされた」という程度のことも、オリジナリティというか代替不可能性の欠片くらいにはなるのだ。アンチ個性が回り回って「存在しているだけでオリジナル」みたいな結論になってしまったのは面白い。 == 式典は数十分で終わり、そこからは内定者同士の交流のためのワークと食事会だった。初対面の人間とたくさん会って疲れたが、けっこう普通に喋ることができて驚いた。「自分はどうしようもなく陰キャで、コミュ障で……」というセルフイメージを持っていた(いる)わけだが、今までの人生でそれで致命的な失敗ばかりをしてきたのかというとそうで...