投稿

11月, 2022の投稿を表示しています

「推し」文化批判論

 最近はもう至る所で聞く「推し」という言葉。先日はNHK のニュースで、北海道のとある保育園が「推し休暇」なる休暇制度を設けたことが紹介されていた( https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221014/7000051531.html )。そんな「推し」文化ではあるが、個人的にはどこか気持ち悪さも感じることがある。その理由を考えてみた。筆者の漠然としたイメージや偏見 (私怨) が大いに介在しているので悪しからず。 <そもそも推しとは> weblio辞書の「実用日本語表現辞典」には 人やモノを薦めること、最も評価したい・応援したい対象として挙げること、または、そうした評価の対象となる人やモノなどを意味する表現。 とある。 また、wikipediaなどでは「主にアイドルや俳優について用いられる」とある。ここでは後者寄りの意味として「薦めるたい、最も評価したい・応援したい対象となる芸能人やそれに準ずる人物、キャラクター」くらいを想定しておく。 <さまざまな観点から> ●「余裕ある人間の道楽だろ」という視点 推し活へののめり込みの度合いも人によって様々だと思うが、これはのめり込みの度合いが小さい人には当てはまらないだろう。 経済成長の停滞に関してはもはや論ずるまでもない我が国であるが、特に苦境に立たされているのは多額の社会保険料負担を強いられる現役世代であり、若者の所得や貯蓄の(平均ではなくより実態を掴みやすい)"中央値"のデータに関してはもう目も当てられないものだ。そんな中、グッズを買い漁ったりイベントに奔走している人間はどのような層なのか。そう考えると私は「所詮は余裕のある人間の道楽だろう」という目を向けてしまう。たとえるなら、身ぎれいな老人が「いかにも」な洋犬を散歩させている様を見ているような気持ち(わかりづらい)。 ●システムにハックされているという視点 とはいっても、推し活をしている人間全員が経済的に余裕のある人間とは到底思えない。生活を切り詰めながら資金を捻出しているような人もいるに違いない。そういう人にとっては「推し」という概念がある種浪費を正当化するためのものとなっているのではないだろうか。それを映しているのが「推しのため」だとか「推しに貢ぐ」とかいう言葉なのだろう。 しかし、こ...

加藤豪将、日本ハム入団

 今月4日、先月20日に北海道日本ハムファイターズからドラフト3位指名を受けていた加藤豪将選手の入団が正式に決定した。 加藤選手は両親とも日本人だが、生涯の大半をアメリカで過ごしており、2013年のメジャーリーグのドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースから2巡目指名を受けてマイナー契約を結んだ。 今年は初めてメジャー昇格を果たし初安打を記録するも、まもなく降格し、ニューヨーク・メッツ傘下で2022年のシーズンを終えていた。マイナー(3A)では今年は打率が.260を切るなどやや低迷したような印象だが、2021年シーズンでは日本では横浜DeNAで活躍した筒香嘉智選手、西武に所属していた秋山翔吾選手と比較しても遜色ない成績を残しており、日本プロ野球でどれほどの成績を残せるだろうかと注目が集まっている。 加藤選手が入団したことそれ自体も個人的には大きなニュースではあったが、彼が入団会見で語った「日本でプレーすることを選んだ理由」はとても興味深く、印象的なものだった。以下は彼が、会見で話した内容とほとんど同じ内容の、報道陣に配られた文章の一部だ。 6歳でイチローさんの野球に出会ってから、自分の夢はメジャーリーガーになることだった。そしてあれから21年後、2022年4月9日、ついにメジャーデビューをすることができた。しかし、なぜか夢がかなったという喜びが少しもなかった。翌日、私の頭に一つの言葉が横切った。 「The man who loves walking will walk further than the man who loves the destination (歩くことが好きな人は、ゴールを目指している人よりも遠くに歩ける)」  そのときピンときた。メジャーリーガーになることに喜びは無く、そのために毎日毎日、自分を高めるために夢中になるプロセスに喜びを感じていたのだ。  自分が野球をやる意味はそこにあった。 日本ハムから指名を受けたことを光栄に感じながらも、決断をするには時間と勇気が必要だったという加藤選手。自問自答を繰り返すなかで思い至ったのは「自分が野球をする理由」だったという。身体のメカニクス的な部分を含め、プロ選手になってから「日本人」というものを意識するようになったようだ。 私はまだまだ学び続けたい。この道を歩き続けたい。10月20日のドラフト会議...

おかねのこと

 最近のブログ記事の傾向から多少察せられる部分もあるが、金遣いが割と荒くなっていると感じる。だが、不思議と罪悪感は小さい。 引き伸ばしてきたモラトリアム期間も残り半年を切り、「今は今しかない(進次郎構文)」ということを強く感じているからかもしれない。40歳の人間にとっての20万円と20歳の人間にとっての20万円は全く価値が違う。30歳くらいまでは貯金0でもいいんじゃないかとすら思っている。 金銭消費における満足度を数式化できるとして、それは金額に比例し、消費時の年齢に反比例するものになると思う。将来的に所得が十分に上がる見込みがない場合、(将来の備えという観点を捨て去ってでも、)できるだけ若いうちに金銭を消費したほうが、人生通算で見たときの満足度は大きくなる可能性がある。 そうはいっても将来の備えが…と思うかもしれないが、備えるべき将来がそもそも存在するかもわからないわけで、とりあえず毎月毎年の収支がマイナスにならなければよくないか?「バビロンの大金持ち」にもそう書いてあった。不測の事態に備えたければ都道府県民共済にでも加入しておけばいい。私は母親からの圧力があり先日県民共済に入らされました。掛金が手頃な分、保障は民間保険に劣るかもしれないが守るべきものもないわけだからそんなもんでいい。 老後2,000万円問題とかも言われるが、人生100年とかいう時代に60や65で悠々自適な年金生活♪みたいな考えがそもそも甘っちょろいものだったと考えるほかない。そもそも私が中年や高齢と呼ばれるころに公的年金の制度が維持できているかも怪しいのに。私が生まれ育った地域では70そこらになっても米を作ったり畑をやったり魚を獲ったり杜氏をやったり食品工場のパートやったりと働いているのが普通だったから「定年後も働く」ということへの抵抗感とかもあまりない(80超えてくるとさすがにバリバリ働く人は減って自家消費用の農業漁業をやる、くらいの人が多かった)。痴呆にならず足腰がしっかりしてればなんとかなるだろうと思っている節はある。まあ、「足腰がしっかりしてれば、というのが一番難しいだろ!」という意見には大いに同意する。 ここまでいろいろ理屈を捏ねてきたが自分の散財を正当化しようという言い訳でしかない。毎月の収支がマイナスじゃなければ~とか言っているが、社会人になった自分がそれを実現できるかもわ...

Xiaomi smart band 7 pro を買った

イメージ
 Xiaomi smart band 7 pro が10月28日から日本の正規ルートにおいて販売開始となった。中国版は今年7月に発表されており、日本円でおよそ8,000円( https://smhn.info/202207-xiaomi-band-7-pro-spec )。グローバル版は10月初旬に発表されており99ユーロ( https://smhn.info/202210-xiaomi-band-7-pro-global-spec )。日本市場では14,800円なのでグローバル版のユーロ価格がそのまま円に反映されたという感じだ。 各種販路では10月21日から予約開始で、発売日までに予約することで早割として約1,500円安く買えることになっていた(実際にはタイムセールもあってAmazonでは11月1日までほぼ同じ価格だった)。私は23日に予約をして、当初は31日に到着する予定だったが、結果的に発売翌日である29日の夕方に届けてもらうことができた。 本製品(以下7proとする)はXiaomiのスマートバンドとしては初めて「pro」を名に冠するもので、それまで(Xiaomi smart band 7まで)の、超縦長で確かに「スマートウォッチ」と呼ぶよりは「スマートバンド」のほうが相応しい見た目からは変わって、5:3くらいの縦横比となっている。 機能としては歩数や消費カロリー量、心拍数や血中酸素濃度、睡眠時間など従来通りのヘルストラッカーとしての機能のほか、GPSを内蔵しているため、ワークアウトの情報(距離や速度)を正確に記録することができる。 オンライン上にはウォッチフェイスがたくさん(100種以上?)用意されている === ここからは、数日使ってみての私の感想を書いていく。 ●バッテリー持ち スマートバンドやスマートウォッチで一番気になるのはバッテリー持ちではないかと思う。個人的にはスマートフォンに加えて時計まで毎日充電しなければならないというのは面倒なので、数日は保ってほしいと考えている。 7proは公称では標準的な使用で12日間のバッテリー持ち、ヘビーユース(心拍数や血中酸素濃度を常に測定する設定にするなど)だと6日間のバッテリー持ちとされている。実際に使ってみたところでは、ヘビーユースに該当するであろう状態で6日もたないくらい(2.5日で100%→55%...

最近買ったもの2つ。

イメージ
 ①リュックサック それまで使っていたPUMAのリュックサック(使用期間8.5年、長い間ありがとうございました)のチャックが完全に壊れて閉じることができなくなったため新しく買った。1,980円。外観もクセがなく、価格も手頃でちょうどよかった。 届くまではもっと”布”といった感じの柔らかい触り心地のイメージだったが、裏面がポリ塩化ビニルなので、思ったよりも薄くてベコベコした感じだった。これのおかげで防水性と軽さが確保されているので滅多なことは言えないが、個人的には柔らかい手触りのほうが好みではある。 表面は謳い文句に違わず撥水性があり、メインのファスナー部分も覆うような形状になっているので少しの間小雨に曝されるくらいなら全く問題はないように思う。PCポケットには14インチのPCもちゃんと入ったので収納性も悪いということはない。ペットボトル等用のサイドポケットはけっこうギリギリのサイズで、背負ったまま出し入れするのは少し難しい。 今は在庫切れで再入荷予定の案内もないが、自分としては「(リュックサックを探している人に聞かれたりしたら)薦めてもいいかな~」と思えるくらいの商品。 ②割れない鏡 今まで鏡を持っておらず、たとえばヘアアイロンをあてるときは勘で作業して、あとから洗面台の鏡で確認するというやり方をしていた。しかし、卓上用の鏡くらい持っておいたほうが単純に効率がいいよなと思い、ようやく鏡を買うに至った。 ガラスミラーのほうが映りがきれいという話もあるし、値段もそちらのほうが安いのだが、自分はよく物を落とすので樹脂素材の割れない鏡を買ったほうが結果的には安く済むだろうと考えてこれを買った。 樹脂なのでガラスミラーよりも軽いのがまず良い。折立機構も使いやすく、使わないときも畳んでしまっておけるので良い。外側がフェイクレザー張りとなっており、これにホコリなどが付着しやすいのがちょっとした難点。

2022年10月

 今年ももう11月となったので先月を振り返ってみる。 まず、10月は急激に寒くなったという印象が強い。上旬のほうはまだ半袖で過ごしても全く問題ないような日も多かったが、中旬以降はかなり冷える日が増えてきた。寒暖差にやられてしまったのか体調が優れない日もあり、そのときは久しぶりに風邪薬を飲んだ。普段は多少体調が悪いくらいでは薬を飲まないから、もともと家に備えていた薬は使用期限が2019年で、大きく過ぎてしまっていた。 また、こうして寒くなってくると電気代も気になってくる。私のアパートは隙間が多く断熱性が低いから冬は本当に冷え込む。電力価格が高騰する中、エアコンを思う存分に使うというわけにもいかないから何かしらの手を打たねばならないと思っている。とりあえず窓に断熱シートを貼り、玄関ドアには隙間テープを貼った。 また、プロ野球のポストシーズンもタイムリーな話題だ。ちょうど一昨日、日本シリーズの第7戦でオリックスがヤクルトに勝利し、シリーズの対戦成績を4勝2敗1分として26年ぶりの日本一に輝いた。この2チームの対戦は昨年と同じ顔合わせだが、その際も第6戦までもつれる競った展開で、今年も好ゲームが多かった。 私自身は普段楽天を応援しているが、セ・リーグのなかではヤクルトが1番好きなので本シリーズではヤクルトを応援していた。第1戦で今季パ・リーグ投手五冠の山本由伸を攻略し、第2戦では0-3の9回に内山壮真の起死回生の3ランホームランで同点として引き分けに持ち込むなどヤクルトに勢いがあるように思われたが、攻撃の中心となる山田と村上が本調子ではなかった。逆にオリックスは第5戦のサヨナラ勝ちでグッと流れを掴んだという印象だ。 オリックスは山本をはじめとして宮城、山岡、田嶋など先発投手が手強い印象だったが、この日本シリーズでは宇田川や山崎颯一郎、比嘉などリリーフピッチャーがチームを支えたという印象のほうが強い。宇田川は育成ドラフトで指名された選手で、山崎颯も本指名の6位で入団したが、故障もあって一度育成契約となったこともあった。育成指名や下位指名でこれだけのパワーピッチャー(宇田川は最速158キロ、山崎颯は最速160キロ)が出てくるのはすごいよなと思った。 時が過ぎるのは早いもので、ついこの間までは暑い暑いと言って半袖を着ていたのにもう11月だ。季節は巡るとはいえ、「2022年...