フード・インク(Food.inc)
プライムビデオで視聴。 食品工業を支配するのは数社の巨大多国籍企業だ。巨大資本は利潤の最大化のために徹底的に効率的で、その裏にはいくつもの不都合な真実があるという話。 例えば食肉。我々も大好きなハンバーガー。マクドナルドが工場的な製造方法を生み出して以来消費は拡大している。パテの原料となる牛や豚は身動きをとるのも難しいような密度で閉じ込められ、糞尿にまみれ、短いサイクルで肥らされ屠殺される。これだけ不衛生だから、工場で作られたハンバーグに混入していた大腸菌による死亡事例もある。しかし食の安全に関する法整備はまだまだだという。 糖尿病の増加も巨大企業の支配が関与している。トウモロコシはシロップに加工されたり牛や豚の飼料となったりするがその生産には助成金が与えられ、スナック菓子や糖分を多量に含んだ飲料やハンバーガーが安価に流通する。ブロッコリー一つを買うよりもハンバーガー一つを買うほうが安いというメカニズムが作られてしまっている。 では、先に述べた、食の安全に関する法整備の遅れ、トウモロコシへの多額の助成金というのがなぜ存在するのかというと、農務省の重要ポストに食品産業を支配する巨大企業の関係者がいるからだ。 企業は肥満や糖尿病は個人の責任と言うが本当にそうだろうか? 最後に、我々には一日に3回投票する機会がある、と述べられる。 「企業がそういうものしか売らないから仕方がない」のではなく、彼らは資本主義の原理に従って、コストを最小化し売上を最大化する方法をとっているにすぎない。我々消費者がもっと真剣に食の安全、自分や家族の健康、動物の福祉、環境の保全、食に関連する産業の持続性を考えたとき、これまでと同じような消費選択をするだろうか。 我々には一日に3回、投票する機会がある。 あまりうまくまとめられなかったがご愛嬌。